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TEL. 049-233-7727

〒350-0807 埼玉県川越市吉田739-1

高負荷メタン発酵処理装置 UASB-TLP


1.嫌気性処理(メタン発酵)と脱炭素

 排水の生物処理(活性汚泥法など)ではブロワーにより供給される酸素を利用して、微生物が水中の汚濁物質を水と二酸化炭素に酸化分解することで処理が行われます(好気性処理)。これに対し嫌気性処理(メタン発酵)では、酸素遮断下において嫌気性(酸素を好まない)微生物の働きにより、汚濁物質を主にメタンガスに変換する処理法です。
 発生するメタンガスはボイラーや発電機の燃料として利用する(創エネルギー)ことができ、化石燃料の使用を抑制することが可能です。また、酸素供給の必要がないため消費電力の大きいブロワーを使用する必要がありません(省エネルギー)創エネルギー省エネルギーの2つの効果によりCO2排出量を低減し、脱炭素社会の実現に貢献することが可能です。

   好気性処理 メタン発酵(嫌気性処理) 
 有機物の分解  CHO → CO2+H2O  CHO → CO2CH(メタンガス)
得られたメタンガスは再生可能エネルギーとして利用可能
 消費電力 空気を供給するブロワーの電力大きい   空気供給の必要がなく消費電力小さい
 CO排出量  多い  再生可能エネルギーが得られ、消費電力も小さいためCO排出量の削減が可能
 汚泥発生量 多い(余剰汚泥など)   メタン発酵菌は増殖が極めて遅いため
汚泥発生量は好気性の1/5〜1/10程度になります
 処理水質 河川放流レベル   下水放流レベル
(後処理を行うことで河川放流も可能)
 適用範囲 各種排水に幅広い対応   これまで限定されてきた →



2.再生可能エネルギーの売電(FIT)
 メタン発酵から得られたバイオガスを燃料にして得られた電力は再生可能エネルギーとして固定価格買取制度(FIT)の対象となります。メタン発酵バイオガス発電による電力の買取価格は、2021年現在39円/kWhと太陽光などと比較してかなり高く設定されております。
 ※買取価格は今後改訂される可能性があります。詳細は経済産業省HPをご参照いただくか、当社までお問い合わせください。

3.メタン発酵の利点(その他)

(1) 難分解性物質の処理
 嫌気性微生物は好気性の微生物と異なる代謝経路を持っています。このため好気性で処理困難な排水でも、嫌気性で処理できる可能性があります。特に芳香族物質の分解についてはその分解経路が解明されています。

(2)季節操業排水の処理
 嫌気性微生物は栄養源が得られず、飢餓状態に陥った場合でも長期間生存することが可能です。このため農産物加工など特定の季節にしか排水の発生しない場合でも、処理が可能です。





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